ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「蛋白質リン酸化酵素C」の意味・わかりやすい解説 蛋白質リン酸化酵素Cたんぱくしつリンさんかこうそシーprotein kinase C 生体内に広く分布し,cAMPに依存しない蛋白質リン酸化酵素。神戸大学医学部の西塚泰美らによって発見された。ホルモンや神経伝達物質などの外界からの刺激を受容し,細胞内に伝達する情報伝達系の中心となる酵素で,細胞の増殖,癌,免疫,記憶など多様な細胞応答に関与している。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by