蛙とび(読み)かえるとび

百科事典マイペディア 「蛙とび」の意味・わかりやすい解説

蛙とび【かえるとび】

7月7日,奈良県吉野山金峯山(きんぷせん)寺蔵王堂の行事蓮華会とも。蔵王権現蓮華を供えるとき,とび回る1匹の青蛙(ぬいぐるみ)が導師授戒人間にかえるというもので,修験道法力を示す行事。これが済んで大衆山上へ入峰練行に出発する。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

関連語 きん

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む