蜂屋敷村(読み)はちやしきむら

日本歴史地名大系 「蜂屋敷村」の解説

蜂屋敷村
はちやしきむら

[現在地名]猪苗代町堅田(かただ)

相名目(あいなめ)村の西に位置し、南は猪苗代湖に面する。村の西を小黒(おぐろ)川が南流し、川西組に属した。二本松街道の脇道が通る。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では猪苗代郡のうちに蜂屋敷とみえ、高二七九石余。江戸時代、猪苗代城米倉に集められた川西・川東両組年貢米のうち江戸廻米に割当てられた米は小黒川を下ろし、当地から猪苗代湖南岸の安積(あさか)郡赤津(あかつ)村(現郡山市)の秋山(あきやま)湊まで湖上を運ばれた。同所で陸揚げされてからは白河街道を勢至堂(せいしどう)峠越で白河へ送られ、さらに江戸へと向かった(猪苗代町史)。また当地は漁業も盛んで、慶応四年(一八六八)には特産として鯉・泥亀などがあげられていた(猪苗代郷土誌稿)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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