蝦夷迺天布利・えぞのてぶり続(読み)えぞのてぶり・えぞのてぶりぞく

日本歴史地名大系 の解説

蝦夷迺天布利・えぞのてぶり続
えぞのてぶり・えぞのてぶりぞく

二冊 菅江真澄

成立 寛政三年

自筆本 秋田県立図書館

解説 旅行家として著名な菅江真澄が、松前滞在中の寛政三年五月小舟で松前を出立し、有珠善光寺に詣で、有珠山に登り、虻田にもどるまでの日記。以下松前帰着までは「えぞのてぶり続」に続く。有珠ではアイヌの住居に泊まって衣食住から生活習慣までを実見し、ユーカラを聴き、鶴の舞を見たりしてアイヌ風俗を詳説している。説明には和語アイヌ語振仮名を付したところが多い。彩色画三〇枚を含む。

活字本 菅江真澄全集第二巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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