蝶蝶雲(読み)チョウチョウグモ

デジタル大辞泉 「蝶蝶雲」の意味・読み・例文・類語

ちょうちょう‐ぐも〔テフテフ‐〕【××蝶雲】

層雲が乱れて蝶形になった片雲。雨の前兆という。

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精選版 日本国語大辞典 「蝶蝶雲」の意味・読み・例文・類語

ちょうちょう‐ぐもテフテフ‥【蝶蝶雲】

  1. 〘 名詞 〙 蝶形の片雲。孤立した積雲の乱れたもの。雨の前兆という。
    1. [初出の実例]「辰巳に当って一点の雲あらはれしは、人も恐るる蝶々雲(テフテフグモ)半時待たず今の間に覆す高浪が来やうから」(出典:歌舞伎・宝莱曾我島物語(島の徳蔵)(1870)二幕)

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