融化(読み)ユウカ

デジタル大辞泉 「融化」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐か〔‐クワ〕【融化】

[名](スル)とけて性質が変わること。他ととけ合うこと。
先生は到底―し難い個性をそなえて」〈蘆花思出の記

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精選版 日本国語大辞典 「融化」の意味・読み・例文・類語

ゆう‐か‥クヮ【融化】

  1. 〘 名詞 〙 とけて性質を変えること。他のものと、とけあうこと。また、とけあわすこと。
    1. [初出の実例]「春と云と〈略〉百千鳥を囀せ霞を棚引せ氷雪を融化する」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)
    2. [その他の文献]〔朱徳潤‐黒谷東路山詩〕

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普及版 字通 「融化」の読み・字形・画数・意味

【融化】ゆうか(くわ)

とけ合う。融合する。〔梅詩話、上〕奪胎換骨の法、詩家に之れり。須(すべか)らく善く融すべし。則ち踏(たふしふ)の迹(あと)を見ざらん。

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