蟹穴古墳(読み)がにあなこふん

日本歴史地名大系 「蟹穴古墳」の解説

蟹穴古墳
がにあなこふん

[現在地名]鳥羽市答志町 答志・蟹穴

答志とうし島の南側中腹に築造された古墳時代後期の古墳。標高は二五メートルで、眼下には答志の狭い平地から伊勢湾口を一望におさめる。大正一〇年(一九二一)頃、すでにほとんど削平されていた墳丘がさらに地ならしされ、南に開口した横穴式石室が露出し、高さ五六・八センチと三四・八センチの大型の須恵器長頸瓶などが出土し現在東京国立博物館所蔵となっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む