デジタル大辞泉 「蠐螬」の意味・読み・例文・類語 すくも‐むし【蠐=螬】 地中にいる昆虫。コガネムシ類の幼虫を主にいう。地虫じむし。せいそう。《季 秋》 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「蠐螬」の意味・読み・例文・類語 すくも‐むし【蠐螬】 〘 名詞 〙 「じむし(地虫)①」の古名。《 季語・夏 》 〔新撰字鏡(898‐901頃)〕[初出の実例]「頸すぢの白く儼は、すくも虫の様なぞ」(出典:古活字本毛詩抄(17C前)三) せい‐そう‥サウ【蠐螬】 〘 名詞 〙 昆虫「じむし(地虫)」の異名。〔色葉字類抄(1177‐81)〕 〔荘子‐至楽〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の蠐螬の言及 【コガネムシ(黄金虫∥金亀子)】より …古代エジプト人はタマオシコガネ(スカラベ)を太陽神ケペリの化身としてあがめた。中国ではコガネムシ類(食葉群,食糞群)の幼虫を〈蠐螬(せいそう)〉と呼ぶ。古くから生薬(しようやく)として用いたことが《本草綱目啓蒙》などに記され,現在でも市販されている。… ※「蠐螬」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by