コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

蠣船 かきぶね

1件 の用語解説(蠣船の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

かきぶね【蠣船】

川岸に係留した船の内部に座敷をしつらえ,カキ料理を供する料理店。大阪,広島をはじめ瀬戸内地方,京都,和歌山などに見られる。安芸国草津村(現,広島市西区)の漁民は,元禄(1688‐1704)ころから船にカキを積みこんで大坂へ回漕して販売を行っていた。たまたま1707年(宝永4)12月の大坂の大火にさいし,蠣売船の者が高麗橋西詰の高札場の高札を守った功によって,幕府から大坂の川筋における独占営業権を許され,以後カキの販売とともにカキ料理をするようになったという。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

蠣船の関連キーワード設ふ設え設える亭座敷貸座敷係船保険係留係留機雷座敷持中棚

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone