蠱る(読み)マジコル

デジタル大辞泉 「蠱る」の意味・読み・例文・類語

まじ‐こ・る【×蠱る】

[動ラ四]邪悪な力に引き入れられる。
悪事まがことにあひ―・り」〈祝詞御門祭

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精選版 日本国語大辞典 「蠱る」の意味・読み・例文・類語

まじ‐く・る【蠱】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. まじないをして、わざわいをこうむらせる。
    1. [初出の実例]「俗語に如形物を沙汰するをましなふといへり、沙汰しまじくりてをくなるべし」(出典細流抄(1525‐34)三)
  3. ごまかす。まぎらかす。うわべをうまくとりつくろう。

まじ‐こ・る【蠱】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 呪力に引き入れられる。また、そのためにわざわいにあう。呪詛(じゅそ)を受ける。
    1. [初出の実例]「当遭害〈末志古礼奈牟(マシコレなむ)〉」(出典:御巫本日本紀私記(1428)神代下)

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