血潮茸(読み)ちしおだけ

精選版 日本国語大辞典 「血潮茸」の意味・読み・例文・類語

ちしお‐だけちしほ‥【血潮茸】

  1. 〘 名詞 〙 担子菌類シメジ科のキノコヨーロッパ・北米・オーストラリアに広く分布。日本でも夏から晩秋広葉樹朽木や切株上に叢生または群生する。傘は径一~三・五センチメートル、周縁は歯状に切れ、表面平滑放射状の溝を持ち、淡赤紫色をおびる。茎は長さ約一〇センチメートル、上部白色または淡赤紫色、下に行くにつれて濃い色になる。無毒。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android