行徳寺(読み)ぎようとくじ

日本歴史地名大系 「行徳寺」の解説

行徳寺
ぎようとくじ

[現在地名]上平村西赤尾

集落中央にあり、合掌造の岩瀬家住居と隣接している。角淵山と号し、真宗大谷派。本尊阿弥陀如来。貞享二年寺社由緒書上によると、永正一〇年(一五一三)西円の開基といい、当寺に同年一一月二七日付で本願寺九世実如から「西赤尾村 □□寺」に下付された阿弥陀如来絵像が蔵され、寺名と願主名は読取れないが、西円に下付されたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android