衛星爆弾(読み)えいせいばくだん

百科事典マイペディア 「衛星爆弾」の意味・わかりやすい解説

衛星爆弾【えいせいばくだん】

軌道爆弾,フォブス(FOBS。fractional orbital bombardment systemの略)ともいう。1967年11月旧ソ連が初めて飛ばしたといわれる。核弾頭をつけて低高度の衛星軌道にのせ,ICBMの弾道よりも低い軌道からの攻撃従来の早期警戒網を突破しようというもの。地球一周の直前に軌道を離れるので宇宙法に抵触しない。恒久的軌道にのせて随時攻撃を加えるものは防御困難。→軍事衛星
→関連項目核兵器

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む