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弾道 ダンドウ

デジタル大辞泉の解説

だん‐どう〔‐ダウ〕【弾道】

発射された弾丸目標に達するまでに描く軌跡

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大辞林 第三版の解説

だんどう【弾道】

発射された弾丸が空中に描く曲線。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

弾道
だんどう
trajectory

弾丸および大陸間ミサイルなどの飛翔(ひしょう)体が描く軌道をさす。地球上で一定の加速度が加えられたのち、慣性で飛翔する物体は重力の影響でふたたび地表に落下するが、それまでに描く曲線は大別すると二つになる。まず、地表を平面、かつ真空として考えた場合、その物体の描く曲線は放物線となる。これを真空弾道という。これに対し、地表を曲面として考えざるをえないほど長距離を飛翔する物体は楕円(だえん)曲線に近い。これも弾道であり、両者の違いは重力と加速度の方向と大きさにどれだけ影響されるかによる。弾道は空気抵抗によりさまざまの影響を受け、真空弾道とは異なった空気中弾道を描き、気温、風向、風速、空気密度などの影響を受ける。実際には砲口から描かれる弾道を細かく分画し、目標に対して正確な到達を図る必要がある。弾道は、加速度を与えるまでの砲内弾道と慣性による砲外弾道に分ける。大陸間弾道弾の場合は、砲内弾道に対する推進弾道、砲外弾道に対する空気中弾道、大気圏外弾道、再突入弾道に区分されている。砲内弾道とは、弾丸が砲口から発射されるまでの約100万分の3秒間における発射薬の燃焼状況および砲腔(ほうこう)内状況によって影響される弾丸の運動をさす。砲外弾道は、砲口から出た瞬間の速度(初速という)と大気状況との相関関係で形成される。弾道に関する理論がいちおう完成をみたのは20世紀に入ってからである。[猪口修道]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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