衛門の陣(読み)エモンノジン

精選版 日本国語大辞典 「衛門の陣」の意味・読み・例文・類語

えもん【衛門】 の 陣(じん)

  1. 左右衛門の陣の併称。衛門府の官人が詰めて宮城諸門の警衛に当たった。左衛門の陣は建春門に、右衛門の陣は宜秋門の内にあった。
    1. [初出の実例]「衛門の陣を出て、南様に行くに」(出典:今昔物語集(1120頃)二四)
  2. うえもん(右衛門)の陣
    1. [初出の実例]「さゑもんの陣より参らんや。ゑもんの陣より参らんや」(出典:寛元記本弁内侍(1278頃)寛元五年五月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む