表徳号(読み)ヒョウトクゴウ

デジタル大辞泉 「表徳号」の意味・読み・例文・類語

ひょうとく‐ごう〔ヘウトクガウ〕【表徳号】

徳行をあらわす号。また、雅号あだ名など。

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精選版 日本国語大辞典 「表徳号」の意味・読み・例文・類語

ひょうとく‐ごうヘウトクガウ【表徳号】

  1. 〘 名詞 〙 徳行をあらわす号。また、雅号・別名・あだ名をいう。江戸時代には、通人めかして号をつけ吉原などへ通うのが流行した。表徳
    1. [初出の実例]「今此もとに表徳号と云は名と字との外に別に立るが」(出典:史記抄(1477)一〇)
    2. 「中村七左衛門、表徳号(ヘウトクゴウ)を的斎といへり」(出典浮世草子・元祿大平記(1702)七)

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