表徳号(読み)ひょうとくごう

精選版 日本国語大辞典 「表徳号」の意味・読み・例文・類語

ひょうとく‐ごう ヘウトクガウ【表徳号】

〘名〙 徳行をあらわす号。また、雅号別名あだ名をいう。江戸時代には、通人めかして号をつけ吉原などへ通うのが流行した。表徳
史記抄(1477)一〇「今此もとに表徳号と云は名と字との外に別に立るが」
浮世草子・元祿大平記(1702)七「中村七左衛門、表徳号(ヘウトクゴウ)を的斎といへり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「表徳号」の意味・読み・例文・類語

ひょうとく‐ごう〔ヘウトクガウ〕【表徳号】

徳行をあらわす号。また、雅号・あだ名など。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android