袖引(読み)そでひき

精選版 日本国語大辞典 「袖引」の意味・読み・例文・類語

そで‐ひき【袖引】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ① 「そでひきざけ(袖引酒)」または、「そでひきタバコ(袖引煙草)」の略。
    1. [初出の実例]「ナアニまだ四つに成るものだ、もう一ぷく袖引(ソデヒキ)に」(出典:咄本・聞上手二篇(1773)夜噺)
  3. ② 袖を引っぱること。隣の人の袖を引っぱって、注意を向けさせること。多く、側にいる人といっしょになって、他人の言動をとがめたり嘲笑(ちょうしょう)したりするときの動作をいう。
    1. [初出の実例]「芸妓のたぐひを、直に其ワイフにしたといへば、目ひき袖(ソデ)ひきして笑ふが人情」(出典:当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉一七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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