精選版 日本国語大辞典 「袖珍」の意味・読み・例文・類語 しゅう‐ちんシウ‥【袖珍】 〘 名詞 〙① 袖(そで)の中にはいるほどの小型のもの。ポケット型のもの。書籍についていい、多く他の語と複合して用いる。[初出の実例]「どんぶりの中からしふちんぶかんと年代記をおとし」(出典:洒落本・自惚鏡(1789)武ざ)② 「しゅうちんぼん(袖珍本)」の略。[初出の実例]「懐から袖珍(シウチン)の或医書を取り出して」(出典:続俳諧師(1909)〈高浜虚子〉九八) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「袖珍」の読み・字形・画数・意味 【袖珍】しゆう(しう)ちん 小型の本。〔書林清話、四〕(広勤堂刻万宝詩山)、王聞の孝堂書目に載す。宋袖珍本と云ふ。字通「袖」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報