袱紗捌き(読み)フクササバキ

デジタル大辞泉 「袱紗捌き」の意味・読み・例文・類語

ふくさ‐さばき【×××捌き】

茶の湯点前てまえで、茶器茶杓ちゃしゃくなどをふくときの袱紗の畳み方や取り扱い方。真・行・草の区別がある。

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精選版 日本国語大辞典 「袱紗捌き」の意味・読み・例文・類語

ふくさ‐さばき【袱紗捌・服紗捌】

  1. 〘 名詞 〙 茶道で、茶杓茶入れをぬぐう際などの袱紗のたたみ方、取り扱い方。また、その手ぎわ。真・行・草の区別がある。
    1. [初出の実例]「頭巾までふくささはきに挟みけり〈其幄〉」(出典:俳諧・類柑子(1707)上)

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世界大百科事典(旧版)内の袱紗捌きの言及

【袱紗】より

…男子は紫,女子は赤,老人は黄を基本とし,染柄も趣向で用いられる。なお茶器を拭き清めるために帛紗を折りたたむ所作を帛紗さばきという。出し帛紗は古帛紗の裂地で,使い帛紗と同じ大きさで,古帛紗と同じ用い方をする。…

※「袱紗捌き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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