共同通信ニュース用語解説 「裁判記録」の解説
裁判記録
裁判の全容を記した文書。原告、被告など当事者が裁判所に提出した書類や、法廷でのやりとりの記録、判決文などからなる。一審判決後に上訴されれば上級審に引き継がれ、判決確定や和解で終了した後は民事裁判なら一審の裁判所、刑事裁判なら一審を担当した検察庁で保存される。通常の民事裁判の場合、記録は5年保存、うち判決文だけは50年保存される。裁判の公開同様、記録も原則公開が建前。米国では多くの裁判所で裁判記録がデータベース化され、利用者登録すればインターネットで検索、閲覧、ダウンロードできることも多い。
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