装物所(読み)ヨソモノドコロ

デジタル大辞泉 「装物所」の意味・読み・例文・類語

よそもの‐どころ【装物所】

《「よそいものどころ」の音変化か》節会せちえなどのとき、紫宸殿ししんでんの中に屏風びょうぶで囲い、倚子いしを立てて設けた、天皇臨時の着替え所。

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精選版 日本国語大辞典 「装物所」の意味・読み・例文・類語

よそもの‐どころ【装物所】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「よそいものどころ」の略か )
  2. 節会(せちえ)などの時、紫宸殿の内に屏風で囲い倚子(いし)を立てて、天皇が装束を改め、装身具を着ける所。〔江家次第(1111頃)〕
  3. かわや。便所。樋殿(ひどの)。〔侍中群要(1071か)〕

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