裏襟(読み)ウラエリ

精選版 日本国語大辞典 「裏襟」の意味・読み・例文・類語

うら‐えり【裏襟】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 衣服の襟の裏に縫いそえたかけえり。
    1. [初出の実例]「大通の羽おり〈略〉紐はかかとへとどき、うらゑり白く」(出典:黄表紙・無益委記(1779))
  3. 江戸の芝居で、客の座席等を見張った男。服装によって名づけられた。
    1. [初出の実例]「こわ高なはなしうらゑり来てしかり」(出典:雑俳・川柳評万句合‐天明元(1781)満二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む