裹飯(読み)つつみいい

精選版 日本国語大辞典 「裹飯」の意味・読み・例文・類語

つつみ‐いい‥いひ【裹飯】

  1. 〘 名詞 〙 木の葉などにつつんだ強飯(こわいい)古代儀式遊宴などの際、下級の参加者に給したもの。これに対して、上級者には折櫃・笥(け)などに盛った大強飯を給した。
    1. [初出の実例]「年中三節祭時給儲備并労作雑器事。〈略〉褁飯仟弐佰十五褁」(出典皇太神宮儀式帳(804))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 項目

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む