複十字(読み)フクジュウジ

デジタル大辞泉 「複十字」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じゅうじ〔‐ジフジ〕【複十字】

1本の縦棒と直交する2本の横棒で構成される十字一種。第1回十字軍に参加したロレーヌ公ゴドフロワ=ド=ブイヨンが盾の紋章に使用したことから平和のシンボルとされる。第二次大戦中には、ナチスドイツによる占領に抵抗した自由フランスのシンボルとして、フランス国旗の中央に描かれた。1902年から結核予防運動のシンボルマークとして世界で使用されている。ロレーヌ十字。→複十字シール

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「複十字」の意味・読み・例文・類語

ふく‐じゅうじ‥ジフジ【複十字】

  1. 〘 名詞 〙 結核予防を表わす万国共通の旗印赤色で「」の形に描く。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む