デジタル大辞泉 「複十字」の意味・読み・例文・類語 ふく‐じゅうじ〔‐ジフジ〕【複十字】 1本の縦棒と直交する2本の横棒で構成される十字の一種。第1回十字軍に参加したロレーヌ公ゴドフロワ=ド=ブイヨンが盾の紋章に使用したことから平和のシンボルとされる。第二次大戦中には、ナチスドイツによる占領に抵抗した自由フランスのシンボルとして、フランス国旗の中央に描かれた。1902年から結核予防運動のシンボルマークとして世界で使用されている。ロレーヌ十字。→複十字シール 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「複十字」の意味・読み・例文・類語 ふく‐じゅうじ‥ジフジ【複十字】 〘 名詞 〙 結核予防を表わす万国共通の旗印。赤色で「」の形に描く。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例