複本問題(読み)フクホンモンダイ

デジタル大辞泉 「複本問題」の意味・読み・例文・類語

ふくほん‐もんだい【複本問題】

公共図書館人気新刊書を複数冊購入し、利用者無料で貸し出すことが、書籍販売の妨げとなっているという指摘
[補説]日本図書館協会日本書籍出版協会が平成15年(2003)に行った「公立図書館貸出実態調査」によると、ベストセラー作品の複本は平均2冊程度に過ぎないことなどから、書籍の販売不振にそれほど影響しないという見方もある。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android