デジタル大辞泉 「複本問題」の意味・読み・例文・類語 ふくほん‐もんだい【複本問題】 公共の図書館が人気の新刊書を複数冊購入し、利用者に無料で貸し出すことが、書籍販売の妨げとなっているという指摘。[補説]日本図書館協会と日本書籍出版協会が平成15年(2003)に行った「公立図書館貸出実態調査」によると、ベストセラー作品の複本は平均2冊程度に過ぎないことなどから、書籍の販売不振にそれほど影響しないという見方もある。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例