デジタル大辞泉 「褻にも晴れにも」の意味・読み・例文・類語 褻けにも晴はれにも 1 ふだんのときも表だったときも。いつも。「別に衣裳とてもあらばや、―簑みの一つなれば」〈中華若木詩抄・下〉2 たった一つで、他に代わるものがない。後にも先にも。「―一人の男だけに」〈滑・浮世風呂・二〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「褻にも晴れにも」の意味・読み・例文・類語 け【褻】 にも 晴(は)れにも ① 平常にも晴れの時にも。ふだんにも表立った時にも。いつでも。[初出の実例]「別に衣裳とても、あらばや。けにも、はれにも、簑一つなれば」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)② よいにも悪いにも。あとにもさきにも。一つきりの様子にいう。[初出の実例]「けにもはれにも、某一人でござる所で」(出典:虎明本狂言・止動方角(室町末‐近世初)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例