日本歴史地名大系 「西之内村」の解説 西之内村にしのうちむら 大阪府:岸和田市西之内村[現在地名]岸和田市西之内町・宮前(みやまえ)町加守(かもり)村の南東、加守川(春木川の上流)の流域に位置する。加守川が村内を北西流し、菖蒲(しようぶ)川が村の西方を北西流する。中世から岸和田と府中(ふちゆう)(現和泉市)を結んだ府中街道が、北東から村内に入り、村を東西に貫通する。村高は古検高七二四石余(「岸和田御領分中古高今高仕出帳」鬼洞文庫蔵)。慶長九年(一六〇四)の加守郷西之内村検地帳(東京大学史料編纂所蔵)でも同高、うち九七石余は永荒、毛付高六二七石余(うち三三石余は畑方)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報