西之浜(読み)にしのはま

日本歴史地名大系 「西之浜」の解説

西之浜
にしのはま

[現在地名]小野田市大字小野田

竜王りゆうおう山の北東に位置する海岸部の開作地で、城戸きど浦の東隣にあたる。

刈屋かりや城戸両浦を給領地とした毛利氏の一門吉敷毛利氏によって、延享元年(一七四四)と同四年に潮止が行われ、水利の関係から大部分塩田とされた。面積は二〇町七段で一ノ西之浜から七ノ西之浜まで地割され、同氏の給領地となった。


西之浜
にしのはま

[現在地名]高砂市高砂町木曾町たかさごちようきそまち

高砂町の西端の浜に位置し、高砂地方に属する。郷帳類にはみえない。明和元年(一七六四)の高砂地方明細帳(高砂雑志)では家数一一・人数五〇、牛二〇。同九年の高砂地方明細帳(船津家文書)では家数一二・人数七六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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