木仏(読み)キブツ

精選版 日本国語大辞典 「木仏」の意味・読み・例文・類語

き‐ぼとけ【木仏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木彫りの仏像。きぶつ。
    1. [初出の実例]「しばしまて造かけたる木ほとけのひかりそふべき夕暮の月」(出典:七十一番職人歌合(1500頃か)二六番)
  3. きぶつ(木仏)

もく‐ぶつ【木仏】

  1. 〘 名詞 〙 木を彫刻してつくった仏像。きぶつ。
    1. [初出の実例]「炉鞴裏を透過して金仏となれり、〈略〉火焔裏を透過して木仏となれり」(出典:正法眼蔵(1231‐53)仏向上事)

き‐ぶつ【木仏】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 木を彫刻してつくった仏像。
  3. 感情の冷淡な人。情愛のうすい人。木石漢。きぼとけ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む