西今宿村(読み)にしいまじゆくむら

日本歴史地名大系 「西今宿村」の解説

西今宿村
にしいまじゆくむら

[現在地名]姫路市西今宿一―八丁目・ふじだい高岡新町たかおかしんまち・今宿

飾西しきさい郡に所属。東今宿村の西に位置する。同村からの山陽道は、当村を経て西の下手野しもての村に向かう。中世は今宿のうちに含まれ、江戸時代初期に今宿村から分村した経緯は東今宿村と同じ。姫路藩領。枝郷として山吹新やまぶきしん村がある。元禄郷帳では高七二五石余。天保郷帳では高一千一五石余。寛延三年(一七五〇)の家数八七(本村六一・枝郷山吹二〇・他の枝村六)・人数四七四、牛二〇。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android