西原Ｃ遺跡（読み）にしはらＣいせき

日本歴史地名大系 「西原Ｃ遺跡」の解説

西原Ｃ遺跡
にしはらＣいせき

[現在地名]城端町西原

立野（たての）ヶ原（はら）丘陵上にある旧石器時代の遺跡。昭和五一年（一九七六）発掘が行われた。表土層の直下から四〇センチの深さ辺りで、二ヵ所の遺物集中地点を形成していた。石器点数は約一一〇点で、石材は鉄石英が大半であった。ナイフ形石器はやや縦に長い剥片が素材となり、基部の両側縁と端部の一部に浅い角度の二次加工が施されるものが多い。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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