西口村(読み)にしぐちむら

日本歴史地名大系 「西口村」の解説

西口村
にしぐちむら

[現在地名]藤沢町西口

黄海きのみ村の東にあり、南を黄海川が西流、北に烏森からすもり(三一四メートル)高烏兎たかうど(三一三・五メートル)などの山が連なる。村名は藤沢本郷の西に位置することにちなむとされ、近世初期に同郷から分村したとも考えられる。寛永一九年(一六四二)の西口村検地帳(県立図書館蔵)によれば、田方一九町九反余・代二三貫四三四文、畑方一〇〇町余・代二四貫九二三文(うち屋敷五町五反余・代一貫一四六文)、茶畑一畝余・代三二文、名請人数五七。正保郷帳では田二三貫四三四文・畑二三貫九二三文。「安永風土記」では田二五貫八四八文・畑二六貫二〇五文(うち茶畑三二文)、うち二二貫五六五文が蔵入地、二九貫四八八文が給所。人頭一一三、家数一一八(うち水呑五)、男四〇二・女三一一、馬一〇八。入会の山一ヵ所(愛野森山)、堤七八ヵ所を記す。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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