日本歴史地名大系 「西同笠村」の解説 西同笠村にしどうりむら 静岡県:磐田郡浅羽町西同笠村[現在地名]浅羽町西同笠太郎助(たろすけ)村の東に位置し、東は城東(きとう)郡東同笠村、南は海に面する。正保郷帳に村名がみえ、横須賀藩領。田方一二二石余・畑方一七石余、白泉庵領一石五斗。領主の変遷は梅田(うめだ)村に同じ。享保郷村高帳では高一四〇石余、旧高旧領取調帳によると高二六三石余・泊泉庵領八斗余。「遠淡海地志」では家数四〇。貞享三年(一六八六)には下輪(しもわ)一四ヵ村の一村として参加した中畦(なかうね)堤相論の裁許を得、安政三年(一八五六)の江之端(えのはた)悪水吐圦樋伏替え相論にも下手三〇ヵ村の一村として名を連ねている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by