西垣 卍禅子(読み)ニシガキ マンゼンジ

20世紀日本人名事典 「西垣 卍禅子」の解説

西垣 卍禅子
ニシガキ マンゼンジ

大正・昭和期の俳人



生年
明治30(1897)年10月7日

没年
昭和62(1987)年11月18日

出生地
東京市浅草高原町

本名
西垣 隆満

別名
別号=睡鶯老人

学歴〔年〕
東京美術学校日本画科〔大正9年〕卒

経歴
東京・浅草の東陽寺に生まれる。大正11年帝展初入選。俳句は15年より河東碧梧桐師事。戦時中は「新日本俳句」「俳句日本」、戦後は「俳句と文学」などを発行または主宰した。著書句集「手向野」「記念品と杉の実生」などのほか、評論「新日本俳句論」、小説「木人方歌」「残照の寺」、編著「新俳句講座」(全5巻)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android