西塔幸子(読み)サイトウ コウコ

20世紀日本人名事典 「西塔幸子」の解説

西塔 幸子
サイトウ コウコ

大正・昭和期の歌人



生年
明治33(1900)年6月30日

没年
昭和11(1936)年6月22日

出身地
岩手県

本名
西塔 カウ

旧姓(旧名)
大村

学歴〔年〕
岩手師範卒

経歴
郷里の岩手県九戸郡や下閉伊郡などで小学校教師を務める傍ら、作歌を行う。死後、実弟らにより遺稿がまとめられ、歌集山峡」が出版された。昭和54年終焉の地である岩手県川井村に歌碑が建立された。平成5年同村に記念館が建てられた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西塔幸子」の解説

西塔幸子 さいとう-こうこ

1900-1936 大正-昭和時代前期の歌人。
明治33年6月30日生まれ。郷里岩手県の九戸(くのへ)郡,下閉伊(しもへい)郡などの小学校教師をつとめる。任地でのきびしい生活を歌によみ,没後に歌集「山峡」が刊行された。昭和11年6月22日死去。37歳。岩手師範卒。旧姓は大村。本名はカウ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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