西塘御嶽(読み)にしとーおん

日本歴史地名大系 「西塘御嶽」の解説

西塘御嶽
にしとーおん

[現在地名]竹富町竹富

玻座真の東屋敷はざまのひがしやしき集落の中心部、竹富まちなみ館の向いにある。嶽域は石垣で囲まれ、ヤラブ(テリハボク)大木などが生えている。御嶽の正面には鳥居が立ち、方形の神庭の中央やや後方に一部コンクリート造の瓦葺の拝屋がある。拝屋の入口中央上部に「西塘御嶽」の扁額があり、鰐口(鈴)と綱が下げられ賽銭箱が設置されている。このような神社様式の拝屋は沖縄の御嶽のなかでも特異なもの。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android