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竹富島 たけとみじま

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

竹富島
たけとみじま

沖縄県西部,八重山諸島の小島。竹富町に属する。周囲をサンゴ礁に囲まれた島で,伝統的な石灰岩の屋敷囲いに赤瓦の民家が保存されており,八重山の代表的な観光地となっている。島全体が西表石垣国立公園に属し,海域は竹富島シモビシ海域公園地区竹富島タキドングチ・石西礁湖北礁海域公園地区竹富島南沖礁海域公園地区などの海域公園地区に指定されている。農村集落は重要伝統的建造物群保存地区。民俗芸能の種子取は国指定の重要無形民俗文化財伝統的工芸品の指定を受けた八重山ミンサー八重山上布が有名。竹富蔵元跡,西塘御嶽などの旧跡があり,また沖縄の代表的民謡「安里屋ユンタ」の発祥地としても知られる。面積 5.42km2。人口 279(2000)。

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世界大百科事典 第2版の解説

たけとみじま【竹富島】

沖縄県八重山列島にある小島で,八重山郡竹富町に属する。人口262(1995)。大部分が琉球石灰岩よりなる面積約5km2,最高点標高21mの低平な島で,周囲にはサンゴ礁が発達する。水に恵まれないため,かつては西表(いりおもて)島へ小船による通耕を行っていた。第2次大戦で戦災をうけなかったため,蔵元発祥地,西塘御嶽(にしとうおたき)などの旧跡や,整然と区画された道,石灰岩の屋敷囲いの中の赤瓦の民家などの景観をよく残しており,美しい海とともに八重山の代表的な観光地となっている。

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大辞林 第三版の解説

たけとみじま【竹富島】

沖縄県八重山諸島の一島。面積5.5平方キロメートルの低平な小島。景観・遺跡に富む観光地。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔沖縄県〕竹富島(たけとみじま)


沖縄県八重山(やえやま)列島の一島。石垣(いしがき)島の南西約6kmに位置する。面積5.4km2。竹富町の中枢部をなす。隆起珊瑚礁(さんごしょう)からなる低平な島。最高点は標高21m。赤瓦(あかがわら)の民家やサンゴ石(石灰岩)の石垣など、沖縄の代表的な町並みが残る。中央部の集落は重要伝統的建造物群保存地区に選定。八重山観光の中心地で、夏季に観光客が多い。西表(いりおもて)国立公園に属する竹富島シモビシ海中公園・竹富島タキドングチ海中公園などがある。種子取(たねとり)祭りなどの民俗芸能も盛ん。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

竹富島
たけとみじま

沖縄県八重山(やえやま)列島の1島、石垣島の南西6.3キロメートルの海上に位置する島。面積5.42平方キロメートルの琉球(りゅうきゅう)石灰岩からなる低島。竹富町に属し、古くは八重山の行政府の蔵元が設置されたこともあり、歴史的な景観・遺跡を多く残す。石垣と赤瓦(あかがわら)屋根の住居が白砂の道で結ばれる独特の古都のたたずまいをみせ、農村集落として重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。近年は八重山観光のメッカとなり、星砂(現在はほとんど消失)や民芸品ミンサー織、種子取(たねとり)祭(国指定重要無形民俗文化財)などが有名。西表(いりおもて)石垣国立公園に属する。石垣島石垣港から船がある。人口325(2009)。[目崎茂和]
『大塚勝久著『うつぐみの竹富島――大塚勝久写真集』(2005・琉球新報社)』

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世界大百科事典内の竹富島の言及

【八重山地震津波】より

… 津波は石垣島の東岸と南岸で最も激甚をきわめ,宮良(みやら)台地85.4mの高所にまで達し,島の中央部を東から西に横断して名蔵湾に注いだ。島を囲繞するサンゴ礁は防波堤的役割を果たし,波の進行にさまざまな変化を与えたと考えられ,黒島,新城(あらぐすく)両島の惨状に比し,低平な竹富島(いずれも現,八重山郡竹富町)が人的・物的被害を免れるという奇跡的現象を生んだのは,このためであると推測される。またこの津波は,巨大なサンゴ礁岩やシャコガイをおびただしく島々に運び上げており,今に遺存している。…

※「竹富島」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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