西小路村(読み)にししようじむら

日本歴史地名大系 「西小路村」の解説

西小路村
にししようじむら

[現在地名]箕面市西小路一―五丁目・箕面五―六丁目

新稲にいな村の東にあり、村の北西部を箕面川南西流する。中世末には牧之庄まきのしよう(牧村)のうち。文禄三年(一五九四)九月の豊島郡牧西小路村検地帳(西小路共有文書)によると、田畑合せて二九町九反余、石高三〇五石余。うち田方は一三町一反余、石高一四八石余。田畑・屋敷ともに名請した者は一四名、田畑のみの者二七名。他村からの入作地が全耕地の四割を占めていたが、寛文三年(一六六三)の牧庄西小路村田畠帳(同文書)では一割三分ほどに減少し、田畑名請人も四七名となった。元禄二年(一六八九)頃には田方七石余・畑方五石余の新開地があった(同文書)


西小路村
にしこうじむら

[現在地名]佐賀市本庄町ほんじようまち大字本庄字西川内にしかわち

文化一四年(一八一七)郷村帳によれば本庄東分村に属する西川路に相当し、現西川内にあたると思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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