西山正治(読み)ニシヤマ ショウジ

20世紀日本人名事典 「西山正治」の解説

西山 正治
ニシヤマ ショウジ

昭和期の医師



生年
大正11(1922)年6月20日

没年
平成5(1993)年2月27日

出身地
青森県八戸市

学歴〔年〕
東北大学医学部〔昭和23年〕卒

主な受賞名〔年〕
東奥賞(第21回),日本対ガン協会賞(第1回)〔昭和43年〕,国際医学放射線学会賞〔昭和48年〕,日本医師会最高優功賞〔昭和53年〕,河北文化賞

経歴
東北大学医学部の故黒川利雄名誉教授の下で胃のレントゲン撮影装置を研究。昭和28年から秋田山形宮城、福島県内の病院で副院長、内科長、院長を歴任。35年世界初の胃の集団検診車“黒川・西山式”の原型を完成させた。37年郷里で胃腸科医院を開業。44年あらゆる角度から患部を撮影出来るジャイロ式万能X線装置(ジャイロスコープ)を開発。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西山正治」の解説

西山正治 にしやま-しょうじ

1922-1993 昭和時代後期の医師。
大正11年6月10日生まれ。昭和35年黒川利雄と胃集団検診用の「黒川・西山式レントゲン撮影車」を完成し,胃がん早期発見貢献。44年には「ジャイロ式万能X線テレビ装置」を開発した。東北各地の病院長を歴任し,37年八戸(はちのへ)市で開業。平成5年2月27日死去。70歳。青森県出身。東北大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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