日本歴史地名大系 「西新田町」の解説 西新田町にししんでんまち 富山県:東礪波郡城端町城端町西新田町[現在地名]城端町 西新田町享保一一年(一七二六)の城端絵図(城端図書館蔵)によれば、西下(にししも)町から当町への崖地に急坂が四ヵ所あり、南から御坊(ごぼう)坂・警察(けいさつ)の坂(昔は野田坂)・門前(もんぜん)(法乗寺)の坂・桜(さくら)坂という。法乗(ほうじよう)寺の門前から教念(きようねん)寺前に出ると、西新田町の家並が山田(やまだ)川に沿って南北に広がる。南端には御蔵があり、山田川の水運により年貢米を集散し、隣接して西新田神明社がある。慶安二年(一六四九)野田(のだ)村領から分離して町立てされた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by