デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村彦兵衛」の解説 西村彦兵衛 にしむら-ひこべえ 1719-1773 江戸時代中期の漆器商。享保(きょうほう)4年生まれ。京都の人。蒔絵(まきえ)をまなび,象牙屋(ぞうげや)彦兵衛と称した。のち象にのった普賢菩薩(ふげんぼさつ)像の蒔絵の額を菩提(ぼだい)寺の蓮光寺にかかげたことから象彦(ぞうひこ)とよばれ,屋号となった。安永2年5月14日死去。55歳。名は宗忠,宗政。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by