西長洲村(読み)にしながすむら

日本歴史地名大系 「西長洲村」の解説

西長洲村
にしながすむら

[現在地名]尼崎市西長洲町一―三丁目・金楽寺町きんらくじちよう二丁目・扶桑町ふそうちよう潮江しおえ五丁目

大物だいもつ村の北に位置する。中・東の長洲村とともに古代・中世長洲庄長洲御厨の遺称地。永正六年(一五〇九)一〇月一二日の常灯明料田畠請取状案(唐招提寺蔵大覚寺文書)に「一段 分米一石四斗 西長洲内小寺屋敷」とみえ、富田越前守重春が買得当知行の当地などを尼崎大覚だいかく寺本堂仏前の常灯明料として寄進している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android