西長洲村(読み)にしながすむら

日本歴史地名大系 「西長洲村」の解説

西長洲村
にしながすむら

[現在地名]尼崎市西長洲町一―三丁目・金楽寺町きんらくじちよう二丁目・扶桑町ふそうちよう潮江しおえ五丁目

大物だいもつ村の北に位置する。中・東の長洲村とともに古代・中世長洲庄長洲御厨の遺称地。永正六年(一五〇九)一〇月一二日の常灯明料田畠請取状案(唐招提寺蔵大覚寺文書)に「一段 分米一石四斗 西長洲内小寺屋敷」とみえ、富田越前守重春が買得当知行の当地などを尼崎大覚だいかく寺本堂仏前の常灯明料として寄進している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む