要保護児童(読み)ヨウホゴジドウ

デジタル大辞泉 「要保護児童」の意味・読み・例文・類語

ようほご‐じどう〔エウホゴ‐〕【要保護児童】

児童福祉法で、保護者がいない児童、または保護者に監護させることが不適当と認められる児童をいう。親が離婚・行方不明、親から虐待を受けているなどの場合や、非行情緒障害を有する児童などがこれにあたる。→要支援児童

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「要保護児童」の意味・わかりやすい解説

要保護児童
ようほごじどう

児童福祉法に基づいて保護を要すると定められた児童。保護者のない児童,または保護者に監護させることが不適当な児童,あるいは身体的・精神的障害が認められたり,行動問題のある児童が含まれる。児童福祉法は,一般の国民に対し,要保護児童を発見した場合,福祉事務所または児童相談所に通告することを義務づけている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android