要注意先債権(読み)ヨウチュウイサキサイケン

デジタル大辞泉 「要注意先債権」の意味・読み・例文・類語

ようちゅういさき‐さいけん〔エウチユウイさき‐〕【要注意先債権】

金融機関自己査定によって要注意先に区分される債務者に対する債権。そのうち元金利息の支払いが3か月以上延滞しているものや、債務者の再建・支援を図るため貸出条件が緩和されているものは、金融再生法に基づく開示で「要管理債権」として開示され、それ以外のものは、「正常債権」に含められる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android