見掛けの傾斜(読み)みかけのけいしゃ

最新 地学事典 「見掛けの傾斜」の解説

みかけのけいしゃ
見掛けの傾斜

apparent dip

(1)地層の走向に対して直角でない方向断面に現れる傾斜(角)。これに対し,走向に直角な断面に示される傾斜(最大傾斜角)を,真の傾斜(true dip)と特に称することがある。真の傾斜をδ,真の傾斜の方向とθの角度で交わる断面での見かけの傾斜をδ′とすれば,tanδ′=tanδ・cosθ。見かけの傾斜を求めることは,地質断面図を描く場合などには常に必要になるが,ふつうは,そのための共点図表共線図表が利用される。
(2)水平方向に対して高さが誇張された断面図空中写真でみられる傾斜も,見かけの傾斜と呼ばれる。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 衣笠 山田

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む