精選版 日本国語大辞典「見料」の解説
けん‐りょう ‥レウ【見料】
〘名〙
※俳諧・誹讔三十棒(1771)「これは見料(ケンリャウ)丈遅かった」
※朱雀日記(1912)〈谷崎潤一郎〉島原「尤も太夫も買はずに、相当の見料でお座敷だけの拝観も」
※滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)八「あたるも八卦、あたらぬも八卦、どっちゃでも見料は十六銅ヅツ申うくる」
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