見料(読み)ケンリョウ

デジタル大辞泉 「見料」の意味・読み・例文・類語

けん‐りょう〔‐レウ〕【見料】

何かを見るための料金芝居見物をするときなどに払う料金。見物料。
人相手相などを見てもらったときに払う料金。

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精選版 日本国語大辞典 「見料」の意味・読み・例文・類語

けん‐りょう‥レウ【見料】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 貸本を借りたり、見世物を見物したりする時などに支払う料金。
    1. [初出の実例]「これは見料(ケンリャウ)丈遅かった」(出典:俳諧・誹讔三十棒(1771))
    2. 「尤も太夫も買はずに、相当の見料でお座敷だけの拝観も」(出典:朱雀日記(1912)〈谷崎潤一郎〉島原)
  3. 人相、手相などを見てもらうのに払う料金。
    1. [初出の実例]「あたるも八卦、あたらぬも八卦、どっちゃでも見料は十六銅ヅツ申うくる」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)八)

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