見次村(読み)みつぎむら

日本歴史地名大系 「見次村」の解説

見次村
みつぎむら

[現在地名]隼人町見次

国分郷内山田うちやまだ村の東にあり、天降あもり川西岸の低地を占める。南は同郷真孝しんこう村、東は同郷野口のぐち(現国分市)正八幡宮(現鹿児島神宮)宮内であった(三国名勝図会)。国分郷に属した。慶長六年(一六〇一)二月二六日には当村のうちの浮免四石余などが加増分として安楽大炊助に宛行われ(「知行目録」旧記雑録)、同年三月二二日には児玉主水佑に当村甚左衛門らが耕作する寺入前の下畠など計三石の浮免が宛行われた(「知行目録」同書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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