覚明行者誕生地(読み)かくめいぎようじやたんじようち

日本歴史地名大系 「覚明行者誕生地」の解説

覚明行者誕生地
かくめいぎようじやたんじようち

[現在地名]春日井市牛山町

覚明行者は享保四年(一七一九)牛山うしやま町の皿屋敷で、丹羽清兵衛(一説には清右衛門)の子として生れた。一二歳で仏門に入り、四国の霊場巡歴して覚明の名と証鼓石を授かって帰郷。安永六年(一七七七)から御嶽おんたけ(現長野県木曾郡)に行き、天明五年(一七八五)登山道を開いた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android