デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「親厳」の解説 親厳 しんごん 1151-1236 平安後期-鎌倉時代の僧。仁平(にんびょう)元年生まれ。真言宗。尊念にまなび,法住寺で顕厳(けんごん)から灌頂(かんじょう)をうける。東寺長者,京都小野の随心院の初代門跡(もんぜき)をへて,嘉禎(かてい)元年東大寺別当となる。大僧正。祈雨の法や中宮安産の祈祷(きとう)などをおこなった。嘉禎2年11月2日死去。86歳。京都出身。俗姓は中原。通称は唐橋大僧正,随心院大僧正など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例