親征(読み)シンセイ

デジタル大辞泉 「親征」の意味・読み・例文・類語

しん‐せい【親征】

[名](スル)天子がみずから軍を率いて征伐に出ること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「親征」の意味・読み・例文・類語

しん‐せい【親征】

  1. 〘 名詞 〙 天子みずから征伐に出ること。また、その征伐。
    1. [初出の実例]「神功・斉明の御代の事も、海外の事にあづかりしかど、是は親征したまひし所なれば、此に申侍るなり」(出典:読史余論(1712)二)
    2. 「御親征(シンセイ)の儀に於ては未だ御決心これなき処」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉三)
    3. [その他の文献]〔孔叢子‐問軍礼〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「親征」の読み・字形・画数・意味

【親征】しんせい

王が自ら出征する。

字通「親」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android